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ゴルジ運動教室 第7回

 3月11日(水)、今回の運動教室には20名の子ども達が参加!ゴルジのトレーニングルームをいっぱいに使っていろんな運動をしました。いつもあっという間の1時間です。

 今回はウォーミングアップに座禅を取り入れてみました。自然体バレー塾の草野健次塾頭の座禅ストレッチを参考に行いました。
 すると、高学年でも座禅が組める子もいれば、低学年でも組めない子がいました。さらに、組めない子はあぐらを組んでも背中が丸まるのです。体の硬さの指標に太ももの裏の筋肉の硬さが使われることは多いですが、太ももの裏が柔らかい子の中にも座禅が組めない子もいます。逆に、太ももの裏はそんなに柔らかくない子でも背筋を伸ばして美しい座禅が組める子もいます。
ゴルジ運動教室 第7回_a0099285_22332950.jpg

 ここで確認しておきたいことは、体の柔らかさの指標はひとつではないということです。当たり前のことなんですが、膝を伸ばして手の指先が床につくかどうかで全てが分かるわけではありません。今回取り入れた座禅や相撲の四股のポーズは、昔は生活や遊びの中で行うことがあったけれど、今では‥‥ 小学生が遊びで相撲取りを真似て相撲を取ることも少なくなってきたのではないでしょうか!?

 これらのポーズとスポーツでの姿勢とは密接に関係していることが多いです。つまり、四股のポーズで背中が丸まってしまう子は、生活やスポーツでも猫背になってしまいがちなのです。この猫背に対しては、こういったポーズの運動経験がプラスに働きます。

 ちなみに、前述の草野氏は座禅ストレッチの際に、ただのストレッチの枠を超えて、呼吸の要素を取り入れて、体の内部の自律神経や感覚をも整えることも狙っています。柔軟性トレーニングだからって体を柔らかくすることだけが目的ではないのです。この運動教室のウォーミングアップも、体を柔らかくしながら、小学生が自分の体を支えながら自分の体を使ってトレーニングを行っています。
                                    渡部 政明
by kishida-golgi | 2009-03-11 22:32

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