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岸田整骨院

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足ってどこ?

 足と脚の違いは何?頭と顔の境目は?私たちが日常的に使う身体の各部分の名前と、解剖学で使われる名前とでは若干の違いがあります。
 まずは頭部。頭部は「あたま」と「顔」に分けられますが、額はどちらに入るのでしょう。普段「あたま」というと、髪の生え際から後というようなイメージですが、解剖学では額を含めて「あたま」と言います。
 では「首」といえば?日常使っている「首」は、頭部と胴体をつなげる細くなった部分を言いますが、本来「首」という漢字は首から上、頭部を含めた部分を意味します。では普段言っている「首」は解剖学では「頚部」と表現します。

 さて「足」といえばどこでしょう?腰から下の部分を「下肢」と言い、腰から足首までを「脚」、足首から先を「足」と呼びます。つまり脚の先に足がついているのです。患者さんから「あしが痛いんです」と聞いただけでは「足」なのか「脚」なのか瞬時には分かりにくいのです。しぐさやその後の問診でもちろん判明しますが、「足」の場合は足首のこと、「脚」の場合はすねや太もものことを指していることが多いようです。人によっても言い方が変わるので、身体の名称、難しいですね。
 ところで「昨日まくれて すねこ にえた」。どうなったか皆さんわかりますか?この辺のご年配の方のセリフですが、私自身は最初(7.8年前)聞いただけではわかりませんでした(。。;)

                                  寺峰 千子
by kishida-golgi | 2008-09-30 11:45

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