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岸田整骨院

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高校女子バレーボールY選手のケース

ボディーステーション ゴルジの整骨院院長を務めています寺峰です。
地域に密着した医療現場で日々感じていることや、症例・情報などをこの場に書き綴らせていただきます。宜しくお願いします。


症例1 高校女子バレーボールY選手のケース

当院に来て下さる患者さんは、スポーツ選手が多い。
スポーツ少年団から中学・高校の部活動、そして社会人スポーツ。
様々な環境で、様々な状況下で、ケガは発生する。

3月25日日曜日。急患の連絡が入る。
近くの高校の女子バレーボール部の選手が練習中に足を痛めたという。
近畿大会にも出場する強豪校である。この春から2年生、ポジション・センター。ジャンプ着地時に他の選手の足の上に乗り、右足関節を内側にひねる。バレーボール選手には非常に多い受傷パターンである。
腫脹著しく右足での荷重不可。靭帯損傷と骨折の疑い。聞けば4月21日に大会があるとのこと・・・。アイシングと足関節固定を施し、この日は松葉杖で帰ってもらった。

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受傷11日目の彼女の足である。腫れは残っており、まだ皮下に出血斑も見える。
この日から荷重の練習開始。おそるおそる、ゆっくりだが確実に、久しぶりに右足に体重がかけられていく。この日を境に腫れが引く速度が速まった。
トレーニング専門のトレーナーと連携して、30分間の個別プログラムも加え、競技復帰に少しずつ近づいていく。

そして2週間と二日目の昨日、やっと杖が取れた!サポーターをつけて、歩いて帰ってもらう。彼女の嬉しそうな顔!ここに載せる事ができないのが残念なくらい。
しかし競技復帰・そして再発予防までこれからが大事。頑張ろう!

          
                                      寺峰千子
by kishida-golgi | 2007-04-11 23:54

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