2008年 05月 16日
疾風知勁草
「疾風に勁草を知る」と読む。中国二十四史のうちのひとつ『後漢書・王覇伝』の中に登場するエピソードに由来することわざだ。
後の光武帝・劉秀の河北攻略は苦難の連続で、劉秀のもとから逃げ出す兵士が相次いだ。劉秀が、最後まで残った王霸に言った言葉が「疾風、勁草を知る」。
強風が吹くと草の強弱がわかる。人間も逆境の時にその人の真価がわかる。「勁」は中国語で「力」や「元気」の意。人は「勁」を養い、「勁」を出していく。
光武帝は後漢王朝の創始者、初代皇帝。「志ある者事竟に成る」「柔よく剛を制す」などの言葉も光武帝がを残したものと言われている。紀元前の言葉が今も人々に力を与えてくれている。
雑草。ゴルジの前で
寺峰 千子
後の光武帝・劉秀の河北攻略は苦難の連続で、劉秀のもとから逃げ出す兵士が相次いだ。劉秀が、最後まで残った王霸に言った言葉が「疾風、勁草を知る」。
強風が吹くと草の強弱がわかる。人間も逆境の時にその人の真価がわかる。「勁」は中国語で「力」や「元気」の意。人は「勁」を養い、「勁」を出していく。
光武帝は後漢王朝の創始者、初代皇帝。「志ある者事竟に成る」「柔よく剛を制す」などの言葉も光武帝がを残したものと言われている。紀元前の言葉が今も人々に力を与えてくれている。
雑草。ゴルジの前で
寺峰 千子
by kishida-golgi
| 2008-05-16 11:51